レクサスUXは本当にひどい？貧乏人のレクサスと言われる理由を徹底検証
レクサスUXの外観とスタイリッシュなデザイン
レクサスUXが「ひどい」「貧乏人のレクサス」と言われる真相
レクサスUXを見た瞬間、その洗練されたデザインと高級感に心を奪われる人は多いでしょう。しかし、ネット上では「ひどい」「貧乏人のレクサス」という厳しい評価も目にします。
「え？レクサスなのに、そんな評価があるの？」と驚く方もいるはず。
実は、レクサスUXには「高級車」というブランドイメージと「実用性」のバランスに関して、いくつかの課題があるんです。特に後部座席の狭さやトランク容量の少なさは、多くのオーナーが口にする不満点となっています。
私は数多くの高級車に試乗してきましたが、レクサスUXについては「本当にひどいのか？」という疑問を持ち、実際に乗って検証してみました。
この記事では、レクサスUXが「ひどい」「貧乏人のレクサス」と言われる12の理由を徹底検証し、実際に乗ってみた感想をお伝えします。これからUXの購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
レクサスUXの基本情報と市場での位置づけ
レクサスUXとレクサスSUVラインナップの比較
レクサスUXは、レクサスブランドのSUVラインナップの中で最もコンパクトなモデルです。
2018年に登場したUXは、トヨタC-HRをベースに開発されたエントリーモデルとして、レクサスブランドへの入門車という位置づけで販売されています。
ボディサイズは全長4495mm×全幅1840mm×全高1540mmと、コンパクトSUVの範疇に入ります。このサイズ感は日本の道路環境に適しており、都市部での取り回しの良さが特徴です。
パワートレインは、2.0リッター直4エンジンを搭載した「UX200」と、2.0リッター直4エンジンとハイブリッドシステムを組み合わせた「UX250h」の2グレードが展開されています。
価格帯は、UX200が397万円〜483万円、UX250hが433万円〜534万円（2025年4月現在）となっており、レクサスブランドの中では比較的手が届きやすい価格設定です。
この価格帯と高級ブランドの組み合わせが、「貧乏人のレクサス」と揶揄される一因となっているのかもしれません。しかし、実際のところはどうなのでしょうか？
レクサスUXが「ひどい」と言われる12の理由
レクサスUXに対する「ひどい」という評価は、実際のオーナーや試乗者からの声に基づいています。
一体どんな点が不満なのか、具体的に見ていきましょう。
1. 後部座席が極端に狭い
UXの後部座席のレッグルームは実測で818mmしかありません。これは競合のBMW X1（922mm）やメルセデス・ベンツGLA（950mm）と比較すると、100mm以上も狭いんです！
レクサスUXの後部座席の狭さを示す画像
実際に乗ってみると、前席に170cm程度の大人が座った状態では、後席の膝前スペースはわずか数センチしかありません。
「これで長距離ドライブは厳しい…」というオーナーの声は納得です。身長の高い方や家族での利用を考えている方には、この狭さは大きなデメリットになるでしょう。
2. トランク容量が少なすぎる
UXのトランク容量はわずか320Lしかありません。競合車と比較すると、メルセデス・ベンツGLAが435L、BMW X1に至っては505Lもあるんです。
この差は実用面で大きく響きます。ゴルフバッグは1本が限界で、2本を積もうとすると諦めざるを得ません。
レクサスUXのトランク容量の少なさを示す画像
週末の買い物でも「あれ？もう入らない…」という事態に陥りやすく、SUVとしての実用性を求める方には物足りなさを感じさせます。
「これってSUVというよりハッチバックじゃない？」という辛辣なコメントも、あながち間違いではないかもしれません。
3. 内装の質感が期待外れ
レクサスといえば高級感あふれる内装が魅力のはず。しかしUXでは、ドアトリムやセンターコンソールに硬質プラスチックが使われており、「これで450万以上するの？」という声も少なくありません。
特にドアの内装部分は質感が物足りず、閉める音も「チープ」と感じる方もいるようです。
メルセデス・ベンツGLAやアウディQ3の豪華な内装と比較すると、UXの質感は見劣りする部分があることは否めません。
4. 高速道路での加速力不足
UX250hのハイブリッドシステムは、2.0L・184馬力のスペックです。街中では十分なパワーを感じられますが、高速道路や山道の坂では「もっとパワーがほしい！」と感じる場面が多々あります。
レクサスUXの走行シーン
「追い越し時に踏み込んでも反応がワンテンポ遅れる」「坂道でエンジン音ばかり大きくなる」といった不満は、スポーティーな走りを期待していた人には物足りないポイントです。
燃費とのトレードオフとはいえ、高速道路をよく利用する方には少々ストレスに感じるかもしれません。
5. ランフラットタイヤによる硬い乗り心地
UXにはランフラットタイヤが採用されています。パンク時の安全性を確保するためですが、その代償として乗り心地が硬くなっているんです。
「荒れた路面で車内に響く振動が疲れる」「段差を越えるたびにショックを感じる」など、特に長距離ドライブでは疲労が蓄積するという声が目立ちます。
F SPORTモデルでは18インチタイヤが標準装備されており、さらに硬さが際立つ傾向にあります。SUVらしい快適な乗り心地を期待していた人にとっては、この硬さは想定外かもしれません。
6. 実燃費が期待ほど良くない
UX250hのカタログ燃費は21.6〜22.4km/Lと優秀です。しかし、実際のオーナーからは「市街地での実燃費は14〜16km/L程度」という報告が多く寄せられています。
「信号が多い道ではガソリン代が意外とかさむ」「郊外でやっとカタログ値に近づくけど、それでも期待以下」など、ハイブリッド特有の省燃費性能に期待していたユーザーにとっては残念な結果となっています。
「燃費を考えて選んだのにこれでは…」という後悔の声も少なくありません。
レクサスUXの「ひどい」と言われる追加の6つの理由
レクサスUXへの不満はまだあります。続いて、さらに6つの「ひどい」と言われるポイントを見ていきましょう。
7. 運転席からの視界の悪さ
「運転席からの視界が狭い！」という声も多く聞かれます。特に後部のデザインが原因でバック時の視界が制限されており、「バックカメラなしでは運転できない！」というレビューも。
レクサスUXの運転席からの視界
Aピラーが太いせいで、左折時に歩行者が見えにくいという意見もあり、運転のストレスにつながっています。
さらに「バックカメラの画質が荒い」「広角レンズが足りない」といった具体的な指摘もあり、日常使いのストレスポイントとなっているようです。
8. ロードノイズが気になる
「エンジン音が静かで快適！」という評価がある一方で、ロードノイズが目立つという声も多いです。
ランフラットタイヤと相まって、荒れた路面では「車内に響くゴーッという音が気になる」とのこと。
「静かなのにノイズが耳につくなんて…」という意見は、特に高速道路を利用した方から多く寄せられています。高級車に期待される静粛性という観点では、やや物足りなさを感じる部分かもしれません。
9. コスパが厳しい装備内容
価格帯は450万〜570万円と高額ですが、「この装備でこの価格？」と疑問に思う声も少なくありません。
レクサスの上位モデルでは標準装備のシートヒーターやステアリングヒーターがUXではオプション扱い。装備を充実させると、最終的な価格がさらに跳ね上がるんです。
「フルオプションにしたら600万超えた…これなら他社の上位モデルを選んだほうが良かったかも」との声もあり、コスパを重視する人には少し厳しい印象です。
10. 運転支援機能の使いづらさ
レクサスUXに搭載されている運転支援機能は、ありがたい存在なのは間違いありません。しかし、その操作性や挙動については辛口の意見も多いんです。
特に目立つのが「レーンキープ機能」に対する不満。「ハンドルの補正が急で、逆に怖い！」「高速道路で車線を維持しようとする動きが強引すぎて疲れる」という声が上がっています。
レクサスUXのステアリングとインフォテイメントシステム
さらに、クルーズコントロールについても「設定がわかりづらい」「ボタンの配置が直感的じゃない」といった意見が多数。
「運転支援機能は嬉しいけど、ここまで気を使わなきゃならないならオフにした方が楽かも…」なんて声も聞かれます。
11. 収納スペースの使い勝手の悪さ
車って、毎日使うものだからこそ、細かい部分の使い勝手が超重要ですよね。でも、レクサスUXにはその「細かい部分」での不満が目立ちます。
「水のペットボトルがギリギリ入るか入らないか…」「厚みのある荷物を入れようとすると全然無理！」という声が多いです。
カップホルダーの位置についても「運転中に使いづらい」「手が届きにくい」なんて意見が続出。これって、長時間の運転やドライブ中には地味にストレスですよね。
他にも「センターコンソールの収納が浅すぎる」「グローブボックスが小さくて使えない」など、収納面全般で不満が挙がっています。
12. 夜間の操作性の低さ
夜間に運転することが多い方からは、「インテリアのライトが暗くて操作しづらい」という意見も。
「夜にダッシュボード周りの操作をしようとすると、どのボタンがどこにあるのか探しにくい。特にエアコンの調整は手探り状態」と苦笑いするオーナーもいます。
「アンビエントライトみたいなムードを出す明かりもほとんどないし、夜の車内が少し寂しい。高級感がある車ならここも配慮してほしい」という指摘も。
高級車として、このような細部への配慮が足りないと感じる方もいるようです。
実際に試乗して検証！レクサスUXは本当に「ひどい」のか？
オーナーたちの「後悔ポイント」を聞いていると、「え、本当にそんなにひどいの？」って思った方も多いですよね。
私も「実際どうなんだろう？」と気になったので、実際にレクサスUXに試乗してきました！
レクサスUXの試乗レビュー
乗ってみないと分からないこと、感じないこと、ありますからね。
試乗して分かったのは、オーナーたちの後悔ポイントは「確かに気になる部分はあるけど、大きな問題ではない」ということでした。
後部座席の狭さは確かにコンパクト！でも工夫次第
まずは、オーナーたちがよく挙げていた「後部座席の狭さ」をチェック。実際に座ってみると…うん、やっぱり狭い！
身長170cmの私でも、膝と前のシートの間は数センチしかなく、足を伸ばす余裕はほとんどありません。さらに、頭上スペースも低く、少し姿勢を崩すと天井に頭が当たりそうな圧迫感も。
「これで大人を長時間乗せるのは厳しいかも…」というオーナーの意見に納得。ただし、短距離の移動や子どもが座るなら問題ないレベルなので、用途次第で気にならない人もいるでしょう。
トランク容量は日常使いならOK！アウトドア派には不向き
次にトランクをチェックしてみました！開けた瞬間の印象は、「おしゃれだけど容量は控えめだなぁ」という感じ。
日常の買い物や通勤には十分対応できそうですが、アウトドアや旅行の荷物を積むとなると少し工夫が必要そうです。
試しにゴルフバッグを積むイメージで動かしてみたところ、1本は斜めにしてギリギリ収納可能。でも、2本目を積もうとすると…もうアウト！
アウトドア派や荷物をたくさん積む人には物足りないけど、街乗り中心なら全く問題ない容量でした！
内装の質感は操作性は良いが高級感は控えめ
内装に関して、「高級感がもう少しほしい」という声を聞いていたので、操作パネルや素材をじっくり触ってみました。
結果は…確かにプラスチック部分が目立つ！この価格帯なら、もう少し質感にこだわってほしいな、という印象。
でも、操作性やレイアウトは文句なし！運転中に迷うことなく操作できるし、ステアリングやシートの座り心地はかなり快適！
「見た目よりも実用性重視」という感じで、デザインよりも機能を優先する人にはピッタリかもしれません。
走行性能は街乗りには最適、高速は物足りない
次は走行性能！街中での走行はスムーズそのもので、「これ、めっちゃ快適じゃん！」と思いました。
信号待ちからの発進も軽やかで、低速域での加速感も心地よい。狭い道やカーブも楽々で、運転ストレスがほとんどありません！
ただ、高速道路では追い越しの際に加速が控えめで、「もう少し伸びてほしい！」と思う場面がありました。
でも、静粛性と安定感は抜群で、不満に感じるほどではなかったです！
乗り心地は少し硬めだけど許容範囲内
ランフラットタイヤの影響で「硬め」という話を聞いていましたが、実際に乗ってみると…確かに硬さはあります。
でも、不快というほどではなく、むしろ路面の感触がしっかり伝わって安心感がある！
街乗りでは段差を超えるときのショックもそこまで気にならず、「これ、スポーティでいいかも！」と感じました。
長距離ドライブになると好みが分かれそうですが、普段使いなら全然問題なしです！
ロードノイズはほとんど気にならない
レビューで「ロードノイズが気になる」という意見を見ていましたが、実際に乗ってみると…全然気にならない！むしろ、エンジン音が抑えられているおかげで車内は非常に静か。
「これで文句を言うのは贅沢すぎる！」と思えるレベルでした。高速道路でも風切り音やタイヤノイズはほぼ気にならず、リラックスしてドライブを楽しめる環境が整っています。
音に敏感な人でも安心して乗れると思います！
運転支援機能はむしろ使いやすい！
最後に試した運転支援機能。これは…むしろ期待以上！レーンキープアシストは動きが自然で、補正が急すぎることもなく「これ、安心感あるなぁ」と感じました。
高速道路でもスムーズに補正してくれるので、長距離運転が楽になります。
さらに、クルーズコントロールも直感的に操作できて、「これめっちゃ便利！」と感動。
オーナーの一部が指摘していた「使いにくい」という声が不思議に思うほど、全体的に使いやすいと感じました！
レクサスUXが向いている人の特徴
試乗やオーナーたちの声をもとにレクサスUXを徹底的にチェックした結果、この車がどんな人にピッタリなのか、見えてきました！
デザインやブランド力だけではなく、実際の使い勝手や走行性能を踏まえると、購入する際の「自分に合うかどうか」が重要ポイントになりそうです。
1. 街乗り中心でデザインを重視する人
都市部の狭い道や駐車場でも扱いやすいサイズ感だから、街乗り中心の方には本当にピッタリ！
レクサスUXは、とにかく街中で映えるデザイン！スタイリッシュな外観とコンパクトさが絶妙にマッチしていて、「これぞ都会派SUV！」という雰囲気が漂っています。
走るだけで人目を引くこと間違いなし！「おしゃれな車が欲しい！」「洗練されたデザインでドライブを楽しみたい！」という方は、ぜひチェックしてみてください！
2. 高級ブランドの車に憧れる人
「レクサス」という名前が持つ圧倒的なブランド力は、やっぱり特別ですよね！
所有するだけで「高級車オーナー」の仲間入りができる満足感は、他にはない魅力です。
「外車はちょっと手が出しづらいけど、高級車には乗りたい！」という方や、「信頼性の高いプレミアム車が欲しい！」と思う方には、このレクサスUXがピッタリ！
見た目だけでなく、日本車ならではの安心感もバッチリです！
3. 短距離移動がメインで荷物が少ない人
後部座席の広さやトランク容量を考えると、長距離ドライブやアウトドア好きの方には少し向かない部分もありますが…！
逆に、短距離移動がメインで「荷物はそんなに多くないよ」という方には大満足な使い勝手！
「週末の買い物や通勤に使うだけ」「普段は少人数で乗るから荷物も少ない！」という方には、街乗りにちょうどいいサイズ感が魅力的です。日常の使いやすさを重視するなら、このUXがしっくりくるはず！
4. 安全性能を重視する人
運転支援機能が充実しているレクサスUXは、特に安全性を求める方におすすめ！
レーンキープアシストやクルーズコントロールは、試乗した私が「これ便利すぎる！」と感動するレベルで使いやすく、長時間運転でも疲れにくい作りになっています。
「運転にあまり自信がないけど、安全にドライブしたい！」「最新の安全機能で安心感を得たい！」という方には、UXの運転支援機能が頼れる相棒になってくれるはずです！
5. 燃費が良いハイブリッド車を探している人
レクサスUXのハイブリッドモデルは、燃費性能が魅力のひとつ！
実燃費が街乗りでもリッター15km前後をキープできるので、経済性を重視する方にとってはかなり嬉しいポイントです！
「ガソリン代を抑えたい！」「地球に優しい選択をしたい！」と思っている方には、このUXが理想の相棒になるかも。
ハイブリッド車ならではの静粛性も魅力的です！
6. スポーティな乗り心地が好きな人
ランフラットタイヤによる少し硬めの乗り心地は、逆に「スポーティな感覚を楽しみたい！」という方にとってはプラスポイント！
路面の感触がしっかり伝わるので、「運転している実感を得たい！」という方にはぴったりです。
「ふわふわした乗り心地より、しっかりしたハンドリングが好き！」という方は、レクサスUXのドライブフィールをぜひ試してみてください！スポーティで気持ちの良い走りを楽しめるはず！
まとめ：レクサスUXは「ひどい」のか？それとも「素晴らしい」のか？
レクサスUXが「ひどい」「貧乏人のレクサス」と言われる理由を徹底検証してきました。
確かに、後部座席の狭さやトランク容量の少なさ、内装の質感など、高級SUVとしては物足りない部分があることは事実です。
しかし、実際に試乗してみると、それらの「欠点」は使用目的や優先順位によっては、むしろ「特徴」と捉えることもできます。
UXの真の魅力は、コンパクトなボディサイズによる取り回しの良さ、洗練されたデザイン、そして街中での快適な走行性能にあります。
用途や乗る人次第で全然気にならないレベルのことも多く、街乗りやデザイン重視で選ぶなら、レクサスUXは「全然あり」だと思います！
一方で、アウトドア派や走りにこだわる人、家族での長距離ドライブを楽しみたい人は、トランク容量や加速性能、後部座席の広さをしっかり確認してから選ぶのがおすすめです。
最終的には、あなたの使用目的や優先順位に合わせて判断することが大切です。レクサスUXは決して「ひどい」車ではなく、「特定の用途に特化した個性的な高級コンパクトSUV」と言えるでしょう。
もし、より大きなボディサイズや豪華な装備を求めるなら、レクサスの上位モデルであるNXやRXも検討してみてはいかがでしょうか？特にガソリンモデルについて詳しく知りたい方は、レクサスRXガソリンモデル選びの全て｜種類・燃費・比較ポイント完全ガイドをぜひご覧ください。
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