【実体験込み】ポルシェディーラーひどい問題の真実と対処法完全ガイド

ポルシェオーナーと愛車
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【実体験込み】ポルシェディーラーひどい問題の真実と対処法完全ガイド

ポルシェ911カレラS

911 Carrera S

憧れのポルシェを手に入れたものの、ディーラーでの対応に失望したという声が後を絶ちません。「ポルシェ ディーラー ひどい」というキーワードで検索している方は、きっと何らかの不満や疑問を抱えているのではないでしょうか。

実は、この問題は日本だけでなく世界中で起きており、多くのポルシェオーナーが同様の体験をしています。今回は、実際のオーナーの声や海外の事例も含めて、ポルシェディーラーの問題点と具体的な対処法を徹底解説します。

ポルシェディーラーで実際に起きている問題とは?

1. 外見や服装による客の差別的対応

ポルシェディーラーでの最も深刻な問題の一つが、見た目による対応の差です。あるオーナーは「○山ポルシェでは’塩’でした(笑)一応、買う気は見せていたつもりなんですが・・後日外装、時計をフルスペックにして再度訪れると笑っちゃうほど扱いが違いました」と証言しています。

このような対応の差は、多くのオーナーが体験しており、特に東京都内のディーラーで顕著だと言われています。服装や外見で購買力を判断し、それに応じて対応を変えるという現実があるのです。

具体的な差別的対応の例:

  • 話しかけてももらえない
  • お茶などの飲み物サービスの有無
  • 席への案内の仕方
  • 試乗の可否
  • 連絡の頻度や丁寧さ

2. 個人客軽視と法人客優遇の傾向

「個人客ってそもそもそんなに重要な顧客ではないという説もあるようです。ポルシェならパナメーラ、トヨタならクラウン、みたいないわゆる「経費で買いやすい4ドアセダン」を毎年のように何(十)台も買ってくれるような法人顧客に比べたら、いくらうちが毎年1,2台買っているといっても所詮アリと象みたいな規模の違いがあるわけです」という指摘があります。

これは営業効率を考えれば理解できる面もありますが、個人客への配慮が不足している現状は否めません。

3. 中古車購入者への冷遇

「整備や修理などは自店の顧客分でいっぱいのでエンジントラブルなどが起きても対応できないと言われ、名刺も渡されませんでした。前車はAudiで、そんなことは無かったので驚きました」という体験談があります。

ディーラー以外で中古車を購入した場合、同じポルシェオーナーでも扱いが大きく変わることが多いのが現実です。

4. 試乗時の不適切な事故対応

試乗中に事故が起きた際、「保険で対応できるので平気です!GTSが発表されたらご予算と相談してGTSでもSでも買って笑い話にしましょう!」と言われたにもかかわらず、後日「会社の保険を使うとディーラーマンの評価が下がる」として修理代の一部負担を求められたケースが報告されています。

このような後出しの要求は、信頼関係を大きく損なう行為です。

5. 並行輸入車の入庫拒否問題

「基本的にポルシェディーラーは並行輸入車の入庫を断っている場所が多いのは事実ですが、それは表向きの話です。表向きでは並行輸入車の修理を断っているディーラーでも場合によっては修理を行ってくれることが多々あります」とあるように、並行輸入車への対応は店舗によって大きく異なります。

常連客の場合は例外的に受け入れられることもありますが、新規客の場合はほぼ確実に断られるのが現状です。

ポルシェディーラーの高額費用問題

ポルシェディーラーの高額費用問題

車検費用の実態

ポルシェの車検費用は他の輸入車と比較しても高額になりがちです。「初回の継続車検ですら20万円以上かかるケースが多いなど、一般的な国産車とはレベルが違う費用がかかってしまいます」

車検費用の目安:

  • 911(6代目):20~30万円台後半
  • 911(5代目):30~40万円台後半
  • 911(4代目):30~60万円台
  • カイエン・マカン:30~50万円以上

「ディーラーから見積もりで交換を推奨されたパーツを可能な限り減らしていくことが費用の大幅カットにつなげるポイントのようです。パーツ交換の点数を減らしたことで車検費用が見積もりから50万円(!)も下がったケースが見受けられました」

タイヤ交換費用の現実

ポルシェのタイヤ交換費用も大きな負担となります。

ディーラーでの費用例:

  • マカンのタイヤ交換:ディーラーで52万円、オートバックスで47万円
  • ボクスターのタイヤ(前輪2本+後輪2本):ディーラー見積もり約22万円、ネット購入で約11万円

費用削減の方法: 一方で、「ディーラー(ポルシェセンター)には車検や点検は出しますが、タイヤ交換は頼みません。価格が高いからです」「毎回タイヤ館にて交換してます。問題ございません」という声もあり、一般のタイヤショップでの交換が可能です。

オイル交換とメンテナンス費用

「エンジンオイル交換:10,000km~15,000kmまたは年1回、費用目安:20,000円~35,000円」となっており、ポルシェの高性能エンジンには高品質なオイルが必要なため、一般車よりも高額になります。

海外でも同様の問題が発生

アメリカでの状況

アメリカでも「Porsche Cars North America has 73 reviews (average rating 1.8). Consumers say: Biggest scam, Poor customer service」
(ポルシェ・カーズ・ノースアメリカには73件のレビューがあり、平均評価は1.8。消費者は「史上最悪の詐欺」「ひどい顧客対応」と言っている)

と評価が低く、多くの顧客が不満を抱えています。

「For a car that i paid $125,000 for, both the fact that it died with 6500 miles on it and then took 9 months to get my car back is unacceptable」
(12万5千ドルを支払った車が、わずか6,500マイルで故障し、さらに修理に9か月もかかって戻ってきたのは到底受け入れられない)

という深刻なケースも報告されています。

イギリスでの問題

「Porsche dealers in the UK are extremely poor and I have dealt with a number of branches. Trying to get through to any department is a nightmare」

(イギリスのポルシェディーラーは非常に質が悪く、私は複数の店舗とやり取りしてきたが、どの部署につなぐのも悪夢のようだ)

とあるように、イギリスでも同様の問題が存在します。

このことから、ポルシェディーラーの問題は日本固有の問題ではなく、世界的な傾向であることがわかります。

入庫拒否問題の実態

ポルシェセンターでの専門的なタイヤ交換作業

ポルシェセンターでの専門的なタイヤ交換作業

改造車への対応

「正規ディーラーが違法改造車を入庫拒否するのは決して嫌がらせではなく、業務上、やむを得ない判断です」とありますが、「社外ホイールに交換しただけで入庫拒否された実例もあります。理由は「強度の信頼性が確認できない製品」だからでした」という過度に厳格なケースも報告されています。

Nタイヤ以外での入庫拒否

「いわゆるNタイヤ(ポルシェ承認タイヤ)以外を履いた車両が入庫拒否されたという噂です。品質不明のタイヤを履いたクルマの入庫が拒否されてるようです」

承認タイヤ以外を装着しただけで入庫を断られるケースもあり、オーナーにとっては大きな負担となっています。

ディーラー選びと対処法

カーブを走行するポルシェ911

カーブを走行するポルシェ911

地域差を理解する

「北陸のディーラーに行ったらすごーく親切にしていただいて とても感じ良くてびっくりしました。都心のディーラーさんは、売らなくても飛ぶように売れていくから どうしてもそうなってしまうのかもしれませんね」

都市部と地方では対応に大きな差があることが多く、複数のディーラーを比較検討することが重要です。

営業担当者の質の見極め

良い営業担当者の特徴として「『ポルシェ車の場合、装備がどうとか燃費がどうかではなく、試乗してなんぼの車ですから!』と、説明の前に心置きなく試乗させてくれたり、注文から納車までの間『生産枠が◯月に決まりました!』『今船に乗りました!』と要所要所で連絡を下さったり」という例があります。

良い営業担当者の条件:

  • 車に対する情熱と知識
  • 適切なタイミングでの連絡
  • 顧客の立場に立った提案
  • 誠実な対応

複数ディーラーでの比較検討

「私は複数のポルシェセンターへ行き、一番対応の良い所で購入しました」という賢明な判断をするオーナーもいます。

民間整備工場の活用

車検やメンテナンスについては、「ディーラーと整備工場の選択について、それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、最適な選択肢を選べるようにしましょう」

ディーラーのメリット:

  • 純正部品使用
  • 専門知識と技術
  • 保証の充実

民間整備工場のメリット:

  • コストパフォーマンス
  • 柔軟な対応
  • 迅速なサービス

苦情・問題解決の方法

ポルシェジャパンへの直接連絡

「Next time, call Porsche North America directly and complain specifically about your poor experience with dealership service. They take it very seriously」

(次回は、ポルシェ・ノースアメリカに直接電話して、ディーラーでのひどい経験について具体的に苦情を伝えなさい。彼らはそれを非常に真剣に受け止める)
とあるように、直接本社に連絡することで解決につながることがあります。

文書による記録の重要性

「セールスマンが言ってることを文書化して、ディーラーの責任者のサインをしてもらわないと、本当にディーラーが言ってることなのかどうか疑わしいです」

口約束ではなく、必ず書面で確認することが重要です。

継続的な関係構築

「ディーラーも信頼関係をすでに構築している大切なお客様からの依頼であれば並行輸入車でも修理してくれる可能性があります。継続的に付き合いを続けることでお互いの信頼関係が生まれます」

一度良いディーラーや担当者を見つけたら、長期的な関係を築くことが大切です。

ポルシェディーラーの年収と背景事情

営業マンの年収事情

ポルシェディーラーの営業職では「年収800万も目指せる/メーカー研修あり/福利厚生充実」とあり、一般的なディーラーよりも高い水準にあります。

整備士の場合は「ポルシェディーラーの整備士の平均年収(オファー年収)は454.7万円です(データは2025年3月時点)」となっています。

高い年収水準にあるにもかかわらず、サービス品質に問題があるのは、教育や企業文化の問題と考えられます。

まとめ:賢いポルシェオーナーになるために

ポルシェ マカンTの洗練されたデザイン

ポルシェ マカンTの洗練されたデザイン

ポルシェディーラーの問題は決して珍しいことではなく、世界中で同様の課題が存在しています。しかし、適切な知識と対処法を身につけることで、これらの問題を回避し、良好な関係を築くことは可能です。

重要なポイント:

  1. 複数ディーラーの比較検討 – 一箇所だけでなく、複数の店舗を訪問して比較する
  2. 地域差の理解 – 都市部と地方では対応が大きく異なることを理解する
  3. 民間整備工場の活用 – 車検やメンテナンスは必ずしもディーラーである必要はない
  4. 文書による記録 – 重要な約束は必ず書面で確認する
  5. 長期的関係の構築 – 良い担当者との継続的な関係を大切にする

ポルシェは素晴らしい車です。ディーラーの問題で愛車との関係が台無しになることのないよう、この記事の情報を参考に、賢いポルシェライフを送ってください。問題があった場合は我慢せず、適切な対処法を実践することで、きっと解決への道筋が見えてくるはずです。

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専門分野: 高級車・輸入車の情報発信、購入体験談の共有


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* お客様の車選びから購入後の相談まで、様々な場面でサポートに携わってきました。
* その過程で、国産車から輸入車まで幅広い車種に触れる機会があり、特に高級車・輸入車については多くのオーナー様とのやり取りを通じて、リアルな使用感や維持に関する情報を学ぶことができました。
* 現在は独立し、これまでの経験と自身の車好きという視点から、高級車・輸入車を検討されている方向けに情報発信を行っています。

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* 高級車・輸入車の基本的な選び方
* 購入時に気をつけたいポイント
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