ランドクルーザー300の納期問題、あなたは待てますか?
2026年2月現在、トヨタ・ランドクルーザー300の納期は1ヵ月から12ヵ月と、依然として長期化しています。
2022年7月1日から受注停止が続いており、約3年が経過しました。2025年3月24日に一部改良が実施されたものの、オーダー停止前に契約した納車待ちのユーザーへの振り替えが優先され、新規受注はほぼありません。

一部改良後の納期は早ければ1ヵ月、長くて2025年度末の予想ですが、納車待ちの数が多い販社もあり、納期未定のケースも多いのが実情です。
2026年中にバックオーダーが全て捌けるとの予測もありますが、その後オーダーを再開するのか、それともランクル300は国内終売となり、ランクル250が300の替わりになるのか、不透明な状況が続いています。
なぜランクル300の納期はこれほど長いのか?
ランドクルーザー300の納期が長期化している背景には、いくつかの要因が絡み合っています。
海外市場での圧倒的な人気
最も大きな要因は、海外市場での需要の高さです。
生産台数の約半数を中東諸国で販売しており、オーストラリアなどの割り当ても多い状況です。日本で販売できる台数は生産総数の10%以下という厳しい現実があります。
中東諸国では、ランドクルーザーは単なる移動手段ではなく、過酷な環境を生き抜くための必需品として位置づけられています。砂漠地帯での信頼性の高さが、長年にわたって評価されてきました。

発売当初からの受注集中
2021年6月の事前予約時点で、早くて6ヵ月から18ヵ月の案内が多かったものの、実際には2022年は円安により国内よりも海外向けの生産が優先され、受注台数約18000台に見合った納車は進んでいませんでした。
2022年10月以降は円高に振れだし国内割り当てが増えて納車が進み、2023年に入って増産が始まりました。それでも、積み上がった受注残を解消するには時間がかかっています。
半導体不足と部品供給の問題
コロナ禍による半導体不足も、納期長期化に拍車をかけました。
現代の自動車は電子制御が多用されており、半導体は欠かせない部品です。世界的な半導体不足により、自動車業界全体が生産調整を余儀なくされました。ランドクルーザー300も例外ではなく、部品供給の遅れが納期に影響を与えています。
方法1:複数のディーラーで納期を問い合わせる
ランドクルーザー300の納期を早めるための最も基本的かつ効果的な方法は、複数のディーラーで納期を問い合わせることです。
経営元が異なるディーラーを狙う
ランクル300はトヨタの全ディーラーで購入することができます。
同じ都道府県内でも、「トヨタ店」「トヨペット店」「ネッツ店」「カローラ店」と各販売チャネルがあり、基本的にはそれぞれ経営する会社が異なります。経営元が異なるディーラーなら、メーカーからの割り当て台数やオーダーを入れるタイミングが異なるため、納期が変わってくる可能性があります。

地域による割り当ての違いを活用する
販社によってメーカーからの割り当て台数が異なります。
都市部の大規模販社は割り当てが多い傾向にありますが、その分受注も多いため、必ずしも納期が早いとは限りません。逆に、地方の小規模販社では割り当ては少ないものの、受注も少ないため、意外と早く納車される可能性もあります。
複数のディーラーに問い合わせることで、納期の違いを比較し、最も早く納車できるディーラーを選ぶことができます。また、この過程で値引き交渉にも有利に働く可能性があります。
方法2:複数のディーラーでキャンセル待ちを申し込む
キャンセル車を狙うのも、納期短縮の有効な手段です。
キャンセル車が出る理由
長期の納期待ちの間に、顧客の事情が変わることは珍しくありません。
転勤、家族構成の変化、経済状況の変化など、さまざまな理由でキャンセルが発生します。特に納期が1年以上に及ぶ場合、キャンセルの可能性は高まります。
普通はキャンセルが出れば後続の納車待ちの人に割り当てられますが、キャンセル車の対応は販社によって異なります。ディーラーに声を掛けておけば、キャンセル車が出た際に連絡をもらえる可能性があります。

キャンセル車のメリットとデメリット
キャンセル車の最大のメリットは、納期が大幅に短縮されることです。
場合によっては、数ヶ月から1年以上早く納車される可能性があります。ただし、グレードやボディカラー、メーカーオプションなど、自分が希望する仕様と異なる場合もあります。
納期を優先するか、希望の仕様を優先するか、慎重に検討する必要があります。特にメーカーオプションは後から変更できないため、妥協できる範囲を事前に決めておくとよいでしょう。
方法3:売れ筋のグレードを選ぶ
メーカー側は、ランクル300の売れ筋グレードを多く入れた生産計画を立てています。
ランクル300の人気グレードランキング
ランクル300の売れ筋グレードは、以下の順になっています。
- ガソリンZX
- ディーゼルZX
- ディーゼルGRスポーツ
- ガソリンGRスポーツ
- AX
- VX
- GX
ZXの生産台数が最も多く、納期短縮には売れ筋グレードを選択するのが無難です。

ガソリンとディーゼル、どちらを選ぶべきか?
ガソリン車のZXが最も人気が高く、次いでディーゼル車のZXとなっています。
ガソリン車は初期費用が抑えられ、静粛性に優れています。一方、ディーゼル車は燃費が良く、トルクフルな走りが魅力です。長距離走行が多い方や、悪路走行を重視する方にはディーゼルがおすすめです。
ただし、納期の観点から見ると、ガソリンZXの方が生産台数が多いため、若干早い可能性があります。2025年3月改良後を再契約したケースでは、2025年4月から2026年3月までの間に納車予定となっています。
方法4:人気のカラーを選ぶ
カラーによってもランクル300の納期に影響が出る場合があります。
ランクル300の人気カラーランキング
基本的には白や黒など人気のカラーを多めに作るので、人気のカラーを選んでおけばランクル300の納期が延びることはないでしょう。
ランドクルーザー300の人気カラーは以下の順になっています。
- ブラック
- ホワイトパールクリスタルシャイン
- プレシャスホワイトパール
- グレーメタリック
- アバンギャルドブロンズメタリック
- ダークレッドマイカメタリック
白と黒、どちらが納期に有利か?
ブラックが人気ランキング1位になっていますが、ホワイト系カラーが2色あり、シェアを奪い合っています。
ブラック特有の高級感と、ランドクルーザー300の威風堂々たる外観のマッチングは抜群です。ただし、汚れや傷が目立ちやすいので、ガンガンとオフロード走行を楽しみたいケースには不向きかもしれません。
ホワイトパールクリスタルシャインは33,000円のオプションカラーで、パール塗装ならではの煌めき感に溢れています。白は膨張色なので、ランドクルーザー300をより大きく立派に見せてくれる効果もあります。リセールバリューも高いので、33,000円出費する価値は十分あります。
プレシャスホワイトパールはZX・GRスポーツで選べるホワイト系カラーで、55,000円のオプション料金が掛かります。純白に近い色合いで、清潔感は抜群です。
人気色でも時期によっては納期が掛かる場合もあるため、注文時にはセールスさんに確認しましょう。
方法5:メーカーオプションを最小限に抑える
メーカーオプションの取り付けは、通常の生産ラインとは別工程となります。
メーカーオプションが納期に与える影響
オプションの数や内容によっては納期が延びることもあります。
特に、複雑な装備や特殊な加工が必要なオプションは、生産工程が複雑になり、納期に影響を与える可能性があります。例えば、サンルーフやツートンカラーなどは、通常の仕様よりも手間と時間がかかります。
納期を優先する場合は、メーカーオプションを最小限に抑えることを検討しましょう。ディーラーオプションであれば、納車後に取り付けることも可能なので、どうしても必要な装備以外は後回しにするのも一つの方法です。

標準装備でも十分な充実度
ランドクルーザー300は、標準装備でも十分に充実しています。
特にZXグレードは、最上級グレードとして多くの装備が標準で付いています。安全装備や快適装備も充実しており、メーカーオプションを追加しなくても満足度の高い仕様となっています。
どうしても必要な装備だけを厳選し、それ以外は標準装備で我慢することで、納期短縮につながる可能性があります。
方法6:下取り車の査定を賢く活用する
納期短縮とは直接関係ありませんが、下取り車の査定を賢く活用することで、実質的な負担を軽減できます。
ディーラーの下取り金額に注意
ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている可能性があります。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまいます。また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」といったセールストークも可能になります。
ある事例では、ディーラーの査定でフィットは52万円と言われましたが、買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額は75万円と、ディーラーよりも20万円以上も高い買取金額が提示されました。
買取店の査定を活用した交渉術
買取店で査定してもらい、その金額をディーラーに伝えることで、下取り金額の交渉材料にできます。
前述の事例では、ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えたところ、「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です…」という返答があり、52万から77万へ、25万円のアップに成功しました。
この方法を使えば、ディーラーの言う通りに最初の金額で契約していたら、25万円の大損となっていたところを回避できます。下取り車がある方は、必ず買取店の査定も受けることをおすすめします。
ランクル300の今後の納期見込みと市場動向
2026年中にバックオーダーが全て捌けるとの予測もありますが、その後の展開は不透明です。
オーダー再開の可能性は?
オーダーを再開するのか、それともランクル300は国内終売となり、ランクル250が300の替わりになるのか、現時点では明確になっていません。
ランクル250は2024年4月に発表され、納期が短縮されているガソリンエンジン仕様もあります。ランクル250とランクル300は基本骨格が共通で、サイズ感や価格帯もほぼ重なります。ランクル250のデリバリーがスムーズになりつつある現状は、ランクル300の購入を考えている方にとって、代替選択肢として検討する価値があります。
中古車市場の価格高騰
新車の供給不足により、中古車市場では価格が高騰しています。
V型6気筒3.5Lガソリンターボを搭載する「ZX」の新車価格は743万6000円ですが、中古車市場では1.5倍の1100万円前後で取引されており、中には1300万円を超える車両も存在します。このような状況が転売を助長し、さらなる価格高騰を招いています。
新車を待つか、中古車を購入するか、それぞれのメリット・デメリットを慎重に検討する必要があります。
まとめ:ランクル300の納期を早めるための総合戦略
ランドクルーザー300の納期を早めるための6つの方法を紹介しました。
複数のディーラーで納期を問い合わせ、キャンセル待ちを申し込み、売れ筋のグレードと人気のカラーを選び、メーカーオプションを最小限に抑える。これらの方法を組み合わせることで、納期短縮の可能性が高まります。
また、下取り車の査定を賢く活用することで、実質的な負担を軽減できます。買取店の査定を受け、その金額をディーラーに伝えることで、下取り金額の交渉材料にできます。
2026年2月現在、ランドクルーザー300の納期は依然として長期化していますが、一部改良後の納期は早ければ1ヵ月、長くて2025年度末の予想です。納車待ちの数が多い販社もあり、納期未定のケースも多いですが、これらの方法を実践することで、少しでも早く憧れのランクル300を手に入れることができるでしょう。
ランクル250という代替選択肢も視野に入れながら、自分に最適な選択をすることが大切です。
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