プロドライバーが選ぶ！東京の最強交通安全お守り神社5選

車を運転する以上、安全は何よりも大切です。

東京で暮らすドライバーなら、交通安全のお守りを求めて神社に足を運ぶことも多いのではないでしょうか。

プロドライバーとして20年以上、東京の道を走り続けてきた私が、実際に足を運び、効果を実感している交通安全祈願の神社をご紹介します。受付時間や初穂料、車でのアクセス方法まで、実用的な情報をまとめました。

東京で車祓いと交通安全祈願ができる神社の選び方

交通安全祈願といっても、神社によって特色があります。

東京には数多くの神社が存在していますが、車祓いや交通安全祈願に特に縁があるとされる神社を選ぶことで、より安心感を得られるでしょう。長い歴史を持ち、多くの人々から信仰を集めている神社は、その神聖な雰囲気だけでも訪れる価値があります。

東京の神社で行われる車祓いの様子,プロドライバーが選ぶ！東京の最強交通安全お守り神社5選

私が神社を選ぶ際に重視しているポイントは以下の3つです。

アクセスのしやすさ：車で参拝する場合、駐車場の有無や周辺道路の状況は重要です
受付時間と予約の要否：仕事の合間に立ち寄れるかどうかは大切なポイント
初穂料（お祓いの料金）：予算に合わせて選べると安心です

これから紹介する5つの神社は、いずれもプロドライバーたちの間で評判が高く、私自身も定期的に参拝している場所ばかりです。

あなたも明日から安心してハンドルを握るために、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？

（広告）一生モノの財布を探しているなら池田工芸　「質に妥協したくない」「長く使える財布が欲しい」そんな方におすすめの池田工芸。職人の手仕事が生み出す確かな品質で、一生愛用できる財布です。

1. 大國魂神社（おおくにたまじんじゃ）

まず最初にご紹介するのは、府中市にある大國魂神社です。

武蔵国の守り神である大國魂大神［おおくにたまのおおかみ］をお祀りしたこの神社は、都心からやや離れていますが、その神聖な雰囲気と歴史の深さから、多くのドライバーが足を運ぶ場所となっています。本殿裏には樹齢およそ1000年と伝えられる銀杏の大木があり、長い歴史の中で培われたパワーを感じることができます。

大國魂神社（TBS多様のブランチより）

私が初めてこの神社を訪れたのは、タクシードライバーとして働き始めた頃でした。

当時は事故の不安を抱えながら毎日ハンドルを握っていましたが、先輩ドライバーに連れられて参拝して以来、不思議と心に余裕が生まれ、安全運転への意識がさらに高まったのを覚えています。以来、年に一度は必ず訪れるようにしています。

大國魂神社のイチョウ

大國魂神社の基本情報

受付時間：午前9時から午後4時
予約：個人の場合は予約不要
初穂料：個人の方5,000円～
住所：〒183-0023 東京都府中市宮町3-1

車でのアクセス方法

中央自動車道を利用する場合、新宿方面からであれば稲城ICで降り、府中市外方面へ進んで約10分。八王子方面からは府中スマートICで降りて約10分でアクセスできます。

都心からは少し距離がありますが、その分、静かな環境で心を落ち着けて参拝できるのが魅力です。

あなたも安全運転のお守りが欲しいと感じたら、まずはここから始めてみませんか？

2. 日枝神社（ひえじんじゃ）

日枝神社

続いてご紹介するのは、千代田区永田町にある日枝神社です。

政治の中心地に位置するこの神社は、江戸時代から権力者たちの崇敬を集めてきました。御祭神の大山咋神［おおやまくいのかみ］は、山・水を司り、大地を支配し万物の成長発展・産業万般の生成化育を守護する神様です。近年は厄除け、安産、縁結び、商売繁盛、社運隆昌の神として多くの人々から崇敬されています。

日枝神社の朱色の稲荷参道

都心の喧騒の中にある静寂の空間。

私はタクシーで都心を走る日が多いため、仕事の合間に立ち寄ることができるこの神社は特に重宝しています。車で参拝する場合も、首都高速からのアクセスが良いのが魅力です。

ある雨の日、乗客を乗せて永田町を走行中、危うく事故になりかけたことがありました。その日の帰り道、思い立って日枝神社に立ち寄り交通安全を祈願したところ、不思議と心が落ち着き、その後の運転が格段に安定したのを覚えています。以来、定期的に参拝するようになりました。

この投稿をInstagramで見る

日本橋日枝神社(@nihombashihiejinja)がシェアした投稿

日枝神社の基本情報

受付時間：午前9時から午後4時
予約：当日受付、予約不要
初穂料：個人の方10,000円～
住所：〒100-0014 東京都千代田区永田町2-10-5

車でのアクセス方法

首都高速を利用する場合、霞ヶ関インターから約5分でアクセスできます。都心の中心部にあるため、平日は周辺が混雑していることもありますので、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。

都心で働くドライバーにとって、最もアクセスしやすい神社の一つではないでしょうか。

3. 冨岡八幡宮（とみおかはちまんぐう）

冨岡八幡宮の参道

東京の下町情緒を感じられる江東区に鎮座する冨岡八幡宮。

「江戸最大の八幡さま」「深川の八幡さま」として親しまれているこの神社は、江戸時代から庶民の篤い信仰を集めてきました。今も老若男女の参拝は絶えず、特に毎月1日、15日、28日の月次祭は縁日として賑わいを見せています。

下町の人情と歴史が息づくこの神社には、特別な親しみを感じます。

初めて訪れたのは、タクシードライバーとして3年目の春でした。その日は朝から雨が降り、客足も少なく気分が優れませんでした。ふと目に入った冨岡八幡宮の鳥居に惹かれて参拝したところ、境内で地元のお年寄りから「いつも安全運転してくれてありがとう」と声をかけられたのです。その温かい言葉が心に染みて、以来、この神社に特別な愛着を持つようになりました。

初穂料も比較的リーズナブルなので、若いドライバーにもおすすめです。

夜になるとライトアップされる富岡八幡宮

冨岡八幡宮の基本情報

受付時間：午前9時から午後3時30分
予約：当日受付、予約不要
初穂料：個人の方5,000円～
住所：〒135-0047 東京都江東区富岡1-20-3

車でのアクセス方法

首都高速を利用する場合、箱崎インターチェンジから約10分、木場ランプからは約5分、枝川ランプからは約7分でアクセスできます。東京の東部エリアを走ることの多いドライバーにとって、立ち寄りやすい立地です。

下町情緒を感じながら交通安全を祈願できる、心温まる神社です。

4. 神田明神（かんだみょうじん）

秋葉原に近い千代田区に鎮座する神田明神は、IT企業のオフィスが集まる現代的な環境の中に、悠久の歴史を持つ神社として存在感を放っています。

神田明神の歴史は古く、天平2年（730）の創建といわれる古社です。「江戸の総鎮守」と称えられ、特に1600年の関ヶ原の合戦では徳川家康公が戦勝のご祈祷を行い、見事勝利して天下統一を果たしました。この出来事から、幕府はじめ江戸庶民に崇敬される神社となりました。

神田明神と桜

歴史と現代が交差する場所で祈る安全の誓い。

私がこの神社を特に気に入っているのは、都心にありながら静謐な空間が広がっていることです。IT企業が集まる秋葉原のすぐそばにあるため、テクノロジーと伝統の融合を感じられる不思議な場所です。

あるとき、配車アプリのシステムトラブルで大混乱に陥った日がありました。その日の終わりに神田明神に立ち寄り、心を落ち着かせて祈りを捧げたところ、翌日からシステムが安定し、スムーズな運転ができるようになったのです。テクノロジーに囲まれて働く現代のドライバーにとって、心のバランスを取り戻せる貴重な場所だと感じています。